体力がなくて人生詰み51歳女が、韓国の作家さんとつながる奇跡
前回の記事では、狂気の日々をあけすけに書いてしまい、心配させたり震え上がらせてしまっていたら大変申し訳ありません。割と普通の日々なので、「私、死なないよ?」とだけお伝えしておきます。痛くて苦しいことはしません。小指を踏まれただけで、針小棒大に騒ぎ立てる女です。はい、今日も痛いです。治りが悪いなぁ。しゃーなし、50代だもの。
前回の記事はこちら↓
「身体が痛い、疲れた」スレッズ投稿がブッ刺さる
「身体が痛い、疲れた」という言葉が流れ星のように口からこぼれ落ちていくだけの何も生み出しちゃいない日々。Threadsの大喜利でしか本当に笑っていない。そんな私に、『魔女の体力』という本が目に飛び込んできました。「魔女の・・・体力?」小説好きには共通言語だと思うんですけど、”魔女”と言えば『西の魔女が死んだ』ってなる。そこから急カーブできた、”体力”。私は、「この投稿を逃すか!!」って勢いで、リポストしたのだった。

『魔女の体力 40歳、女性が体力をつけるべきとき』
「あー、でも私、51歳。手遅れかも!」と思いつつ、今日が一番若い日なので読んでみた。

今、読書の感想のメインはInstagramです。
ところが、このInstagramのキャプション欄というのは2000文字しか書けないんですね。「本のあらすじ」「きりんの感想」「心に残った付箋言葉(引用文)」を入れたら、3700文字オーバーになってしまいました。
というわけで、こちらに長いバージョンを残します。ネタバレを避け、サラリとした感想にはなっていますが、これから「魔女の体力」生活をしていきたいなと考えているので、よろしくお願いします。
※タイトルをクリックするとAmazonリンクにとびます。
『魔女の体力 40歳、女性が体力をつけるべきとき』
イ・ヨンミ 著 / 田中千春 訳
(世界文化社)
この本は、私にとって、切実な一冊でした。
私は体力がなく、毎日のように体の痛みに悩まされています。
大きな病気を抱えているわけではないし、日常生活もなんとか回っている。だからこそ、人に相談するほどのことではない気がしてしまう。でも実際には、いつも体のどこかが痛くて、肩も腰も張って固まり、運動する気力もなかなか湧きません。
今は足の小指にたぶんヒビが入っていて、うまく歩けないこともあり、なおさら「体力のなさ」を思い知らされて落ち込んでいました。
そんなとき、Threadsで見かけた『魔女の体力』というタイトルと、帯に書かれた「体力で何かを諦めなくてもいいように。」という言葉が、強く胸に刺さりました。
まさに体力のなさを理由にいろいろなことを諦めかけていた私にとって、これは絶対に読みたい本だったのです。
するとありがたいことに、この本の編集者さんがご献本くださいました。
自分で買ってでも読みたいと思っていた本だったので、本当にうれしく、感謝の気持ちでいっぱいです。
著者のイ・ヨンミさんは、出版社で働く編集者。仕事に家庭に子育てにと追われ、運動とは縁遠い日々の中でストレスを抱え、高血圧にもなってしまいます。
そんな彼女が、40歳で運動を始めます。最初は近所のプールに通うところからでした。
そこで彼女が気づいたのが、〈自分がやりきった運動量を自分の体は正確に覚えるという事実〉でした。
この言葉には、ハッとさせられました。
体は裏切らない。積み重ねたことをちゃんと覚えていてくれる。そう思うと、今の自分にもまだできることがある気がしてきます。
それから彼女は少しずつ運動量を増やし、コツコツと強度を保ちながら、運動の土台をつくっていきます。
さらに自転車にも挑戦し、やがてトライアスロンの大会に出るまでになるではありませんか!ロードバイクも、初めはマンションの駐車場で粘り強く毎日練習して身につけていくのです。
読みすすめていくと、最初から特別な運動の才能があったわけでもなく、ましてや劇的な変化が起きたわけではなく、できるところからコツコツと積み重ねて地道に体力をつけて変わっていくところに、とてつもなく親近感を覚えました。
小さな変化が人生を変えていくのなら私にもチャンスはありそうです。
ちょうど私も再読中の、アンジェラ・ダックワース著/神崎朗子訳『やり抜く力 GRIT(グリット) 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』からの言葉も引用されていました。
グリットを持つ人の要素のひとつとして“練習”が挙げられていましたが、イ・ヨンミさんの姿は、まさにそれを体現していました。
毎日少しずつでも続けること。地味でも、すぐ結果が出なくても、やめないこと。その積み重ねが、心と体を変え、人生そのものを切り拓いていく。その過程が本当にかっこよくて、惚れ惚れしました。
今の私は怪我もあって、今は思うように動けません。それでも今日歩いてみて、一度にたくさん歩けなくても、1日3回くらいに分ければ、途中で家に戻って休憩しながらでも1万歩達成できました。
怪我が治ったら、プールも通ってみたいです。思い出したんですが、私は昔、泳ぐことが大好きでした。週に1日でも水泳の日を作れたら、それは私にとって大きな一歩になる気がしています。
そしてこの本を読んで、体とメンタルの変化を記録してみたくなり、4年ぶりにWordPressも生き返らせました。
最近は文章もスマホで書くことが多かったので、書くことのリハビリにもなるかもしれません。
さらに、韓国語もまた勉強したくなりました。韓国語版の『마녀체력 -마흔, 여자가 체력을 키워야 할 때』を手に入れて読んでみたいですし、いつか韓国の本屋さんにも行ってみたい。そんな気持ちまで湧いてきました。
体力をつけることは、ただ健康になることではなく、人生の選択肢を取り戻すことなのかもしれません。
残りの50代、どんな変化が起こるのか。自分自身を面白がりながら生きてみたい。そんな前向きな気持ちをもらえた一冊でした。
世界文化社の編集者・杉山亜沙美さん、ご恵贈いただき本当にありがとうございました。
イ・ヨンミさん、私にとってこの本は、ホグワーツからの手紙のような一冊でした。
田中千晴さん、素晴らしい翻訳で届けてくださり、ありがとうございました。
Xの通知が止まらずフォロワー1000人突破
Xでも投稿したところ、久しぶりにプチバズしまして。インプレッション3.2万、リポスト125回、保存数363となりました。やっぱり世の中の女性はみんな体力がないんだと思う。
多くの方に読まれるといいなと思います。
Instagramで著者とつながる
そっと、著者のイ・ヨンミさんをフォローしてみました。すると、ぎゃあああ!!!フォロバされたのである!!しかも、コメントも日本語でくださったのである。
(え、日本語使えるんですか?どれだけスーパーウーマンなんだろうか!!)
私の心の中の声がうるさい。
(なんだか申し訳ない!!気を遣わせてしまっているのではないだろうか?ならば、私も韓国語で書かねばなるまい!!)
14年ぶりぐらいに、韓国語の文章をひねりだしてみる。・・・いや、もう、ChatGPTにも頼ろう。で、翻訳してもらいました。ハングルはなめらかにはいかないものの読めるので、細部まで添削しました。
「韓国では作家に様をつけるんです」「ねえ、その単語、どういう意味?」「その表現、失礼ないよね?」「もりもときりんより、はマスト!(正解かはわからないけど)」
試行錯誤した結果、めっちゃうざい長文になって、いっそ恥ずかしい。

WordPressにInstagramの投稿は埋め込みできないっぽい。悲しいです。『魔女の体力』の投稿の閲覧数は1.2万、いいね221、保存166でした。
韓国はX人口少ないっぽいけど、Instagramはよく使われるようなので、韓国まで投稿が届くといいな。
それにしても、51歳中年女が「身体が痛い、疲れた」それだけのネタでSNSをぶん回して、海を越えて韓国の著者さまに届いたのは驚愕の出来事すぎて夢なのかなとも思います。転んでもタダでは起きない、それが私の底力なんだ。レジリエンス陰キャだ。
韓国語も勉強しなおそうって思います。とか言いながら、Voicyも英語も習慣化できていないし、手帳も書きかけで止まってるし、大人としてどうかと思うんですけどね。
2026年のテーマは「体力」一択
身体が痛くて疲れていると、思考が澱んでくるのだなと、痛感しました。睡眠と栄養は、過不足なくとっていても、「だから何だ。絶望しかないじゃん」って感じだったのです。やっぱり健康とは3大要素で構成されているのだな。私、2しかないじゃん。そもそも動いていないのに、食べ過ぎだったかもしれない。健康についても見直してみたいと思います。
疲れや痛みの原因は、冬季うつ的なものやら、更年期やら、中年クライシス、旦那ストレスとか、羅列していけば枚挙にいとまがない。私はものごとをシンプルに考えるタイプです。
そう、足りないのは「体力」だったのだ。圧倒的に運動量が足りていなかったんです!!!
自分の身体を主に観察しながら、ブログに綴っていければと思います。あ、公式HPですね。ま、何でもいっかw

